佐久間晃子Akiko Sakuma
国際線先任客室乗務員 インフライトインストラクター アナウンスリーダー
国内線先任客室乗務員 勤続8年
子どもの時から、旅行や引っ越しなどで飛行機に乗ることが多かったんです。その度に、幼いながら「空の上には日常とは違う特別な空間がある」と感じていました。
また、年は少し離れているのですが、従姉妹が客室乗務員として働いていたこともあり、憧れに拍車がかかりました。
就職活動のときは、この道一択に絞っての挑戦。お陰様で今、充実した仕事ができています。
在籍は、客室部乗務課です。客室乗務員としての乗務の他、インフライトインストラクターやアナウンスリーダーとして、新人客室乗務員の実務訓練やアナウンス指導も行っています。仕事において、私自身がとても大切にしているのが、「乗務中の雰囲気づくり」です。
子どもの時に感じていた「特別な空間」は、決して空の上だからということだけでなく、乗務員のみなさんたちのつくり出していた場の雰囲気もあったと思います。限られた空間、限られたモノの中でパフォーマンスを最大にするために大切なのは、乗務員同士のチームワークづくり。
乗務のある日は、出社後、同じ飛行機に乗るパイロットや客室乗務員たちと、その日の天候やサービスについてコミュニケーションを密にとるようにしています。もちろん、一日の勤務後の振り返りも大事。そうした積み重ねが、より良いフライト、よりよい空間づくりにつながっていると実感しています。
自身のパフォーマンスを最大に引き出すためにも心がけているのが、体調管理です。どうしても私たちの仕事は、勤務体系が不規則です。
早朝勤務や、深夜勤務になることもあります。また、見かけ以上に肉体労働でもあります。立ったままだったり、動き回ったりも多い。
お客さまには見えないようにですが、裏では小走りで走りまわることもありますしね。あとは、屈伸作業も非常に多いんです。
なので、足から疲れを感じていると思います。乗務中は、基本的に黒いパンプスという指定があります。同時に航行中の飛行機内は、とても不安定でもあるので、怪我防止のためにヒールの高さにも決まりがあります。
安全の規定にとどまった高さで、なおかつ足元の見え方も美しいものを選びたい。
そんな時に、出会ったのがsugataでした。
まず、最初に履いたときに感じたのが、靴底のクッションの心地よさです。恥ずかしながら、靴選びにこれまでそれほどこだわってこなかったのですが、sugataを履いて「足にフィットするとはこんな感じなのか!」と、驚きました。足元の負担が軽減されているおかげで、自然と背筋も伸びて顔が前を向くので、心なしか気持ちも前向きになれますよね。飛行中は揺れの中でやむを得ず立ち仕事をすることもありますが、しっかりと体幹を支えてられるので作業もしやすいです。また、金属のカートを足で踏む作業も多く、靴の表面に傷が入りやすいのですが、そうしたこともありません。何より前日の疲労や浮腫が残ったままの重たい足で、翌朝またヒールを履くというストレスがなくなったのが有り難いです。
sugataを履きだしてからのもう一つの変化が、休日の過ごし方が変わったことですね。
疲労をため込んだり、体調変化に左右されないように休日はゆっくり過ごすことが多くなっていました。
でも、アフターワークや休みの日を休養にあてる必要がなくなったので、休日の活動に幅が広がったように感じています。フライト先でステイするときには、ワンピースを愛用しているのですが、sugataは、ワンピースの足元にもちょうどいいんです。
ヒールはそれほど高くないのですが、足の甲が開いたデザインなので足元が美しく見える。ちょっとしたお出かけにも最適です。
飛行機が到着後は、責任者としていつも客室前方でお客様をお見送りさせていただいています。
一人ひとりのお客様に目を合わせながらご挨拶していると、深くお辞儀をしてくださる方やお礼を言ってくださる方もいらっしゃいます。笑顔で次の目的地に向かわれる姿を拝見すると、ホッとすると同時に、「また頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。
そんな日々のパフォーマンスを高めていくためにも、sugataはこれからも愛用していきたいですね。