健康ベビーシューズの原点誕生
チロリアンベビーNo.3
サイズ:12.0、12.5、13.0cm
■チロリアンベビーは、今から30年以上前(1973年/昭和48年)に、ベビーの足の健康と、履きやすさを研究して開発・発売したシューズです。ベビーシューズといえば、今では柔らかいベビーの足を守ることを考えた靴が増えましたが、昔は、かわいらしさを重視した靴が一般的でした。ムーンスターでは、子どもの発育とともに変化する歩き方を研究し、よちよち歩き向けの機能を搭載したシューズを開発したのです。
■足の正しい発育には、3歳ぐらいまでが特に大切という考の元で、基本機能として、1)足の形の正常な発育のための機能、2)歩きやすく、足の筋肉やジン帯の正常な発育のための機能、3)足の皮膚の保護と衛生のための機能を三大機能として各商品に搭載しました。開発当初より機能、素材にこだわり抜いた物づくりを行ったのです。完成した商品は、医療関係の方からも高い評価と推奨を頂きました。
■チロリアンベビーは1995(平成7)年まで新製品が発売されていましたが、No.81を最後に終了し、ベビーの足の健康を考え抜いた機能性は、しっかりと新ブランド(キャロット、TSUKIHOSHI(ツキホシ) など)に受け継がれていきました。
今回は、履いた本人は記憶が無いと思いますので、当時のお父さん、お母さんに懐かしんでいただきました。
■チロリアンベビー(1970年代発売商品より)
を操作してご覧ください。
発売当時の出来事
1973(昭和48)年
- ベトナム和平調印
- 東京で、金大中韓国元大統領候補誘拐される
- 第4次中東戦争勃発(第1次石油危機)
- 江崎玲於奈、ノーベル物理学賞受賞
- 関門橋開通
- 政府、経済緊急事態を宣言(オイルショック)
- 「神田川」大ヒット
1974(昭和49)年
- 日中貿易協定調印
- ニクソン大統領、ウォーターゲート事件で辞任
- 三菱重工ビルで、時限爆弾が爆発
- 佐藤栄作元首相ノーベル平和賞受賞
- 金脈問題をめぐる疑惑で田中角栄首相退陣
- 三木内閣発足
- 省エネブーム
- 「襟裳岬」大ヒット
1975(昭和50)年
- 完全失業者100万人突破
- 新幹線博多まで開通
- サイゴン政府・無条件降伏でベトナム戦争終結
- 「沖縄海洋博覧会」開催
- 関門橋開通
- 第1回主要先進国首脳会議(サミット)開催
- 「シクラメンのかほり」大ヒット
1976(昭和51)年
- 完全失業者100万人突破
- 新幹線博多まで開通
- サイゴン政府・無条件降伏でベトナム戦争終結
- 「沖縄海洋博覧会」開催
- 関門橋開通
- 第1回主要先進国首脳会議(サミット)開催
- 「シクラメンのかほり」大ヒット
1977(昭和52)年
- 領海12カイリ法、漁業水域200カイリ暫定措置法成立
- プロ野球の王選手、ホームラン765号の世界記録達成
- 3月以降円高が続き1ドル=238円に
- 1977年度国際収支、175億ドルの黒字で史上最高を記録
- 「津軽海峡冬景色」、「浅春時代」が大ヒット