SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、
「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現を目指す世界共通の目標です。
2030年を達成年限とし17の目標と169のターゲットから構成されています。
ムーンスターは“すべての人々の「笑顔」と「しあわせ」のために”を経営理念として、
全てのお客様が「笑顔」になれる靴、「しあわせ」を感じる靴をお届けできるよう
全社一丸となって取り組んで参ります。
そして、環境に優しい事業活動を全員参加で取り組み、
人と地球に優しい循環型社会の形成と環境保全に努めます。
ムーンスター久留米本社では、ISO14001・2015年版の環境マネジメントシステムを運用し環境関連業務、省エネ、
省資源および廃棄物の削減など地球環境保全に配慮した取り組みを進めています。
生産に使用している有機溶剤糊を水性糊へ変更し、布とゴムを貼り合せする生産工程にて発生するVOCガス(揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds))の削減を推進しています。
また、靴の包装材削減など製品設計段階からも廃棄物の削減、使用抑制、エコ化に取り組んでいます。
地球環境について考え、
エコロジーな靴を作りました。
地球にも足にもやさしいシューズです。
地球環境に配慮して、500㎖PETボトル1本分の素材を靴の一部に再利用し、
限りある資源の有効活用に努めています。
(株)ムーンスターは、温室効果ガス削減のために、環境負荷低減商品を提案します。
久留米本社は、久留米市と『環境共生都市づくり協定書』を締結しています。
環境負荷低減計画や排水、騒音の測定を定期的におこない久留米市へ結果を報告しています。
令和3年1月21日に、久留米市による工場排水の立入検査がありました。
結果は下記の通り問題はありませんでした。
項 目 | 基準値 | 第一工場の 排水 |
第二工場の 排水 |
---|---|---|---|
水素イオン濃度(PH) | 6.0~8.4 | 7.2 | 7.3 |
生物化学的酸素 要求量(BOD) |
10mg/L以下 | 0.5 | 1.6 |
浮遊物質量(SS) | 15mg/L以下 | 1 | 8 |
油分 (ノルマルヘキサン抽出物質) |
2.5mg/L以下 | <0.5 | <0.5 |
定期的に環境管理委員会を開催し環境目標の進捗状況、法的要求事項の順守報告、環境情報の確認をおこないました。
2021年6月期は、ISO適用範囲外の、佐賀工場からも会議に参加してもらい環境に対する活動の情報共有を実施しました。
ISO活動に関する事、産業廃棄物に関する事、環境関連のニュース等を当社の社内LANに掲示して環境に関する情報を掲示しています。この活動は、ISOを取得した2000年1月から続けています。
持続可能な循環型社会の構築のために、3R(リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle))を推進しています。2021年6月期は、産廃処理していたものを地元企業に資源として引き取ってもらう事が出来ました。この活動は継続して進めています。その結果、2021年6月期のリサイクル率は99%でした。
今後も最終埋め立て処分量をゼロとする“廃棄物ゼロエミッション”に取り組んでいきます。
久留米本社では工場周辺の清掃活動や花いっぱい運動を実施しています。
自治体主催の「ノーポイ運動」には毎年参加していましたが、今回は新型コロナの影響で中止となりました。
これからも社内外の活動に参加し社会貢献に努めてまいります。
不要な照明の消灯、冷暖房の設定温度管理、省エネ機器への変更、生産の効率化によるエネルギー使用量の削減等をおこない、省エネ活動は全社員で取り組んでいます。
久留米本社では、年3回(3月、8月、11月)消防総合訓練を実施しています。
自衛消防隊による消火訓練や全社員参加の避難訓練、通報訓練、新入社員への消火器の使い方の教育等をおこないました。
工場部門では、タンクから有機溶剤が漏れたという想定での緊急事態訓練を年1回(10月)実施しています。