パンチのきいたカッコよさ!
■PUNCH(パンチ)シューズは、1966年に発売された男性用カジュアルシューズのブランドです。男性向け週刊誌「平凡パンチ」(1964年創刊 現在は残念ながら休刊中)との共同企画商品で、そのアイドルマーク WINK OWL(ウィンクアウル) が靴のマークにも採用されました。WINK OWL は当時ムーンスターの顧問デザイナーでもあったグラフィックデザイナー大橋正氏のデザインです。
■主に大学生をメインターゲットとし、実用的な運動靴ではなく、おしゃれ感覚で履くスニーカーとして誕生。当時学生の外出履きは革靴が多かった中で、外国のカレッジファッションのようにコットンパンツにスニーカーを合わせる、服の色に合わせてスニーカーを選ぶことを提案し ました。
■パンチルック・フェスティバルに
パンチシューズが大活躍
昭和42年3月3日、東京・都市センターホールに若いパンチファンを集めて平凡パンチルック・フェスティバルが開催され、PUNCHシューズも展示。展示会を始め、歌や踊りやファッションショーとにぎやかなうちにも、モデルの服装にマッチしたPUNCHシューズがひときわ話題となりました。
■PUNCHシューズ変遷(1966年〜1971年)
を操作してご覧ください。
発売当時の出来事
1966(昭和41)年
- ソ連、月ロケット軟着陸に成功
- 日本の総人口1億人突破
- 近衛兵100万人北京に集合(文化大革命)
- 下期から景気上昇「いざなぎ景気」
1967(昭和42)年
- 日本、自動車保有台数 1000万台突破
- ヨーロッパ共同体(EC)発足
- 吉田元首相死亡(国葬)
- ミニスカート大流行
- 「ブルーシャトー」大ヒット
1968(昭和43)年
- ブーツブーム
- 成田新空港反対の学生・農民ら成田市で警察官と衝突
- 小笠原諸島が日本に復帰
- 川端康成、ノーベル文学賞受賞
- 東京府中で3億円強奪事件発生
- この年の国民総生産(GNP)51兆920億円で世界第2位に
- 「断絶」が流行語に
- 学園紛争が激化
1969(昭和44)年
- 警視庁機動隊が東大安田講堂の封鎖解除
- ニクソン大統領に就任
- 東名高速道路全面開通
- 日本初の原子力船「むつ」進水
- 米国宇宙船アポロ11号が人類初の月面着陸
- 「エコノミックアニマル」が流行語に
1970(昭和45)年
- 日本初の人工衛星打ち上げに成功
- 「日本万国博」大阪で開催、「人類の進歩と調和」がテーマ
- 光化学スモッグが問題化
- 東京銀座で歩行者天国、初の実施
- 「知床旅情」が大ヒット
1971(昭和46)年
- 国際石油資本が原油価格値上げを通告、イラン石油を30%値上げ
- ニクソン大統領 8項目のドル防衛作を発表
- 政府、円の変動相場制への移行を発表
- 「わたしの城下町」がヒット