株式会社ムーンスターの本社は、2000年12月1日付けで国際標準化機構(ISO)が定めた国際規格の環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得いたしました。
この度(財)日本品質保証機構の認証を受けたのは、本社及び本社工場(福岡県久留米市)の靴の開発・設計及び製造に関してです。ISO14001の取得で、環境管理システムの国際規格の認証を受けたこととなります。ムーンスターは、かねてより環境問題が深刻となり企業としての迅速な取り組みが急務となる中、リサイクルの難しいゴム製品を扱っているメーカーの社会的責任として、弊社の特性を生かした「環境方針」を定めるなど環境問題の改善に努めてまいりました。具体的には、以下の取り組みに特に注力いたしました。これらが評価され、今回の認証に至りました。
エコ素材や非塩素系素材の使用をはじめ、商品の耐久性アップ、
お客様の使用後の廃棄等を考慮した「地球にやさしい商品」の開発
ゴム工業の特質として電力及び熱エネルギーを多く使用するため、省エネルギー活動を推進
全社的に産廃発生状況の把握と管理を行い、合理的な産廃削減の取り組み
排水・排気の安全性を考慮した設備及び工程の改善を実施するとともに、
日常管理の充実及び緊急時の対策に万全の体制を構築
弊社では、今回のISO14001の認証取得を機に、環境マネジメントシステムに基づいた環境の継続的改善に努めてまいります。また、海外の関連工場を含めて環境マネジメントシステムの考え方を浸透させ、環境と健康のための製品作りに邁進し、環境保全への自主的な取り組みを強化していく所存です。
2020年7月1日
株式会社ムーンスター
代表取締役社長 井田 祥一
2020年7月1日
株式会社ムーンスター
代表取締役社長 井田 祥一
近年、ダイオキシン等による環境汚染が深刻さを増し、その発生源と言われている塩化ビニール製品が問題視されています。当社ではいち早くこの問題に取り組み、多岐にわたる分析調査の結果、独自の新技術により、地球に優しい非塩ビ素材を開発致しました。その総称を「バイオプラス」("生態系にとってプラスとなる要素"の意)とし、靴材料に積極的に採用しています。
限りある資源を有効に使用するため、ペットボトルから再生された繊維である「エコペット」を靴材に採用し、リサイクル運動に積極的に参加しています。
※エコペット(TM) - ペットボトルリサイクル繊維 (TEIJIN)
当社環境活動レポートを公開しております。
環境活動レポート2024 2024年8月8日作成