体の負担を軽減すること

屈曲性

正しい位置(指の骨の付根)で柔軟に曲がる

【 対応技術 】

屈曲性

屈曲性図解
歩きやすいポイントは、足裏の曲がり方です。足の曲がる所は、親指の付け根から、小指の付け根を結ぶ線を軸に位置しています。靴の屈曲部をこの位置に合わせて設計し、スムーズな歩行をサポートします。また、しっかりと踏み返しをしながら歩行する事で、足裏が刺激され、アーチの形成を促します。歩行時における足のストレスも軽減します。

底が曲がる靴と曲がらない靴との
歩行比較(mpeg形式:853KB)

クッション性

着地時に足、膝、腰への負担を和らげる

【 対応技術 】

衝撃吸収

着地衝撃の大きさは歩行の場合で体重の1.2倍〜1.3倍、ランニングで2〜3倍、バレーボールやバスケット等で5〜8倍と言われています。靴に適度な衝撃吸収性がないと足、ひざ、腰に負担がかかり、悪影響をおよぼすこともあります。底材または中敷に衝撃吸収性の高い素材を使用し、着地時の足、膝、腰への負担を和らげます。

衝撃吸収素材(アブソレンで)のコンクリートでのボール同時落下テスト例

普通のボールイメージ
普通のボール

ボールが弾む

衝撃吸収素材イメージ
衝撃吸収素材

衝撃を吸収。
ボールは弾まない

ハイパークッション

底材に衝撃吸収・高反発弾性素材を採用しています。着地時の衝撃を吸収し、推進力に変換します。

抗疲労性

足の疲れを軽減させ、長時間履いたときの疲れが違う

【 対応技術 】

アーチサポート

土踏まずを下から支えてアーチの落ち込みを防ぎ、疲れにくくしています。

アナトミー設計

ミセスの足はとてもデリケート。ムーンスターでは独自に開発した機能により、疲れにくく、外反母趾やたこ、魚の目など多くの女性を悩ませていた足のトラブルの原因となるストレスを軽減しています。

外反母趾等のトラブルの原因となる4つのストレス
衝撃ストレス 過回内ストレス 横アーチ低下ストレス しめつけストレス
歩くとき、足には体重の120〜130%も荷重がかかると言われています。そしてこの衝撃の積み重ねが、踵やひざ・腰の痛みの原因になるのです。 じん帯がゆるみ、筋肉が衰えると、足が地面に着地する時の衝撃で、踵が内側に倒れてしまう「過回内」という現象が起ります。 筋肉の低下などで、足の横アーチが緩みベタ足になった方に見られる症状。踏みつけ部分に圧力が集中して痛みが起こるようになります。 靴の甲周りが硬かったり、足になじまなかったり、むくみがひどくなると窮屈に感じ、足にストレスを与える場合もあります。
↓ ↓ ↓ ↓
痛み・疲れ
衝撃をふんわり吸収 かかとガッチリ保持 横アーチをしっかりキープ ゆったりしなやか設計

「外反母趾」とは?

婦人に多く見られる外反母趾は、足に合わない靴を長く着用した場合と、ホルモンバランスの変調が大きな要因であるといわれています。ホルモンバランスが崩れると、筋肉や関節などの結合組織が弱くなり、扁平足や開張足(足の横方向のアーチが低下し、扁平になる現象)が起こり、土踏まず部アーチと横アーチが低下します。そのような状態で足に合わない靴を履くと、腱や筋を痛め、親指の関節を変形させる原因となります。

二重構造で土踏まずを支えるツインサポート

独自のインソールとアウトソールの2重構造で土踏まずをしっかりサポート

足の疲れによって下がってきた土踏まずを、二重構造のアーチサポートが自然に押し上げ、足の疲れを軽減させます。


  • 足が疲れにくい
    2つのアーチサポートにより、長時間履いた時の疲れが違います。
  • ぐらつかない
    土踏まずにかかる体重を、ウエッジソールがしっかりと受け止めます。
  • 前滑りしない
    アナトミー(足なり)設計の中底により、足が前滑りしません。

ツインサポート図解

通気性

ムレにくくする(靴内温度・湿度)

【 対応技術 】

通気

通気性の良い素材を採用することで蒸れにくくなっています。

通気パネル

蒸れやすいつま先や甲の部分に、通気性を高めるパーツを使用しています。

エアホール

通気孔を施すことで、蒸れや熱を逃がし、足を快適に保ちます。

通気ソール

特殊加工の中底とソールが湿気を外部へ放出し、靴の内部を快適に保ちます。

通気カップインソール

カップインソールに通気性の良い素材を使用しています。

ドライフット

弾力性のある特殊な素材を使い、空気の流れが出るように立体成型されたカップインソール。足の汗を発散させ、ムレを防止します。ソールも、足にフィットした形状で履き心地がよく、取り外して洗濯できますので、靴の中を清潔に保つことができます。

ドライフット図解