足の形は千差万別で「長さ」「幅」「形」等、ひとそれぞれ違いがあります。
また、ほとんどの人が足の左右でも違いがあります。
本当に履き心地の良い靴に巡り会うためには自分の足について良く知ることから始めましょう。
足には大小28個の骨、筋肉、靱帯、血管、神経等からできています。しかし、私達が普段行っている立つ、歩くといった動作は実はとても複雑な足の構造によって支えられているのです。生まれたばかりの赤ちゃんの足の骨は軟骨でできており、立つこともできません。長い年月を経てしっかりとした骨格が形成され、大人と同じような骨になるには16年〜17年かかります。このことからも、足が健全に発育するための靴選びの大切さがわかります。
足の基本的役割である「立つ」、「歩く」、「衝撃を吸収する」といったことの他に、大切なことがあります。実は足は脳や心臓から遠い位置にあるために、血が心臓に戻りにくいのです。それをカバーするために、足は歩く時に血を押し上げるポンプの役目を果します。地面を踏む、足を上げる時の筋肉の収縮弛緩により、ポンプ効果が起きるのです。これが“足は第2の心臓”と言われる理由です。
足には骨格で作られたアーチがあります。特に内側の縦アーチで地面に接地しない部分 を「土踏まず」といいます。
アーチには
地面に接地する時に衝撃を吸収する
地面をける力を助けるバネの役目